東京の納骨堂について
ここ数年で、東京を中心にした大都市圏でお墓に代わり、納骨堂の数が
増加しております。特に人口密度の高い東京では納骨堂の数が増加しすぎており、
条例で建築規制が入っています。
東京の納骨堂は以下3つに分類されます。
1、寺院運営の納骨堂
お墓も持っている寺院が運営を行っており、ほとんどが
お墓と納骨堂の併設しているところが多いです。また、寺院の住職が
法要時にお経をあげてくれます。
2、民間霊園運営の納骨堂
東京都の民間霊園でも徐々に納骨堂を併設するところが増えてきています。
但し、寺院運営迺納骨堂が圧倒的なため、民間霊園に関しては納骨堂以外の
樹木葬なども積極的に取り入れています。
3、永代供養墓(合祀墓)
東京都内の永代供養墓(合祀墓)は、一般的な納骨堂との違い
一度納骨してしまうと、他の方の遺骨と同じ場所に収蔵されるため取り出す事が困難です。
但し、独り身であったり、引き取り手がない遺骨の場合は
重宝されており、こちらを利用している方も増えています。
東京の納骨堂について大きく分けると上記3つになります。
今後はお墓と同様に東京での納骨堂に納骨したい方が増加して来た場合、
また、新たな葬送(例えば散骨や樹木葬)が必要となってくると思われます。
できる限り土地を使わずに納骨していくことが、今後の課題になってくるのではないでしょうか?