HOW to SEX?

肥満やデブは性欲がなくなる?

肥満やデブは性欲がなくなるって本当?

肥満や過体重の状態が性欲を完全に無くなるという訳では、ありません。肥満や過体重は、いくつかの方法で性欲や性的な機能に悪影響を与える可能性があります。

ハーバード大学医学大学院の発行雑誌によると「肥満は男性ホルモン、性欲、そして前立腺の健康に悪影響をもたらすことが分かっている」と、書かれています。確かに肥満や過体重は、ホルモンバランスに大きく影響します。

ホルモンバランスの影響

肥満は、テストステロン(男性ホルモン)のレベルを低下させることがあります。これが性欲の低下や性的な機能の問題を引き起こす可能性があります。

テストステロンは、男性が男性らしく見えるホルモンとも呼ばれており“通称モテホルモン”とも呼ばれています。

このテストステロンが減ってしまうと、内臓脂肪を燃焼する働きが低下します。内臓脂肪が燃えないとメタボ(中年太り)が加速し、ぷっくりお腹が特徴的なおじさんボディになってしまう可能性が高くなります。

また筋肉もつきにくくなり、腕力や脚力も落ち、細胞の活性化も低下。その結果、シワが目立ち、肌の艶も失われ、おじさん化が加速してしまうのです。

そして精神面にも大きな変化が現れます。集中力ややる気の低下が酷くなり、不安感の上昇や最悪の場合、鬱の兆候を感じることも。寝つきが悪くなってしまったり、体が休まりにくくなるなどの症状も現れるので、精神的にも辛い状態に。

このように心身ともに辛い状態になるだけではなく、性欲を高める脳内のドーパミン分泌の活性化が低下し、性欲が沸きにくい状態となります。その結果、勃起力も衰え、性欲はもちろん精力も失われてしまうのです。

馬王

女性が女らしく自分磨きをするのと同じで、僕ら男性も常に自分磨きをしないとダメってことですな‥。

肥満とメタボは別物だけど注意は必要

ちなみに肥満とメタボは、実は同じと思われがちですが違うものです。

肥満BMI25以上
肥満症BMI25以上+高血圧、高尿酸血症・痛風、冠動脈疾患、脳梗塞、脂肪肝、月経異常及び妊娠合併症、睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群、整形外科的疾患、肥満関連腎臓病、どれか1つ以上、当てはまる
メタボ内臓脂肪の過剰蓄積+血糖、脂質、血圧、どれか2つ以上の項目に当てはまる

このように肥満は、メタボと比較すると軽傷です。メタボは、この中でも最も重症だと思ってください。BMI125以下でもメタボの人は、存在しています。どちらにしても太り過ぎは良くないということです。

肥満は常に賢者タイム状態

ちなみに肥満の人は、プロラクチンが多く分泌されると言われています。プロラクチンとは、賢者タイムの時に体内に分泌されているホルモンと同じものです。

男性であれば、誰もが分かるはずです。あの賢者タイムの驚くほど、虚無な時間を肥満の人は、常に過ごしているということになります。射精後の放心状態の時間を常に日常生活の中でも味わっていると考えたら、絶望的ですよね。

馬王

セックスなんてできないっす…(満腹)。この状態を一生味わい続けるなんて!絶対に嫌〜!

肥満は性欲低下の原因に繋がる!

上記で紹介した通り、肥満になることで性欲が減退しやすくなることが分かりました。この他にも、肥満になると自分に自信が持てず、性的興奮やパフォーマンスに悪影響を与えることがあるとも言われています。

さらに太りすぎると高血圧や高コレステロールなどの心血管系の問題を引き起こす可能性も考えられます。睡眠障害になりやすいため、睡眠不足や睡眠の質の低下が原因で、性的な興奮やパフォーマンスに悪影響を与えることもあります。

また高血圧などの障害が起こると、心臓へ負担が掛かるタイプの勃起薬や精力剤は使用できなくなります効果が高いと言われているバイアグラなどのED治療薬も使えなくなる上に、利用できる薬もかなり限られます。

その点を踏まえても日頃から肥満にならないよに注意をして生活をしましょう。

肥満にならないために!性欲維持を意識する

肥満は、性欲の敵であり、男らしさの敵でもあります。

性欲も男らしさを減退させないためにも、まずは肥満の原因を改善しましょう。さらに生活習慣病にも気をつけましょう。

生活習慣病や肥満を予防するためには、健康的な生活習慣を取り入れることが重要です。

バランスの取れた食事

毎日の食事は栄養バランスの取れたものを意識しましょう。多様な食品を摂取し、野菜、果物、穀物、タンパク質、健康な脂肪を含む食事を心がけましょう。また食事量をコントロールし、過剰なカロリー摂取を避けることも重要です。

外食が続いたり、コンビニで済ませてしまう人は、できるだけヘルシーなものを選ぶように心がけましょう。ラーメンやチャーハンなどの脂っこい食事は避けて、サラダや魚などを選びましょう。

どうしても外食時やコンビニで食事を選ぶ時は、塩分やカロリーの高いものを選びがちです。ですが、塩分やカロリーが高い食事は、血液をドロドロにしたり、太る原因にもつながります。美味しいものを食べたい気持ちは、理解できます。

しかし毎日味の濃い食事は、禁止です。味の濃い食事は、ご褒美と割り切って、普段はさっぱり系の食事をメインに摂るように心がけましょう。

適度な運動と睡眠でストレスフリー

現代社会は、ストレスとの戦いです。ストレスは体重増加や生活習慣病のリスクを高める要因の一つです。ストレスを軽減するためには、リラックスやストレス解消の方法を見つけることが大切です。瞑想、ヨガ、趣味に没頭するなど、ストレスを軽減する方法を探してみましょう。

またストレスを解消させるためにも、適度に運動をしてください。健康を維持する上でも運動は、非常に重要です。有酸素運動や筋力トレーニングなど、様々な種類の運動を組み合わせると効果的です。毎日の運動習慣を身につけることで、体重の管理や心臓血管の健康を促進できます。

そして睡眠もポイントです。睡眠不足は、先ほども伝えている通り肥満の原因につながります。睡眠不足でセックスができない体になることは、悲しいものです。特に睡眠時間の変動が多く、不規則な生活リズムになると、健康に悪影響を与える可能性もあります。規則正しい生活リズムを確立し、健康的な生活習慣を維持することが重要です。しっかり寝て、食べて、運動をして、性欲を高まる生活を心がけましょう。

定期的に健康診断

自分の健康のためにも、定期的な健康チェックや医師の診察を受けることも大切です。定期的な健康診断を通じて、健康状態を把握し、早期に問題を発見して対処できるようにしましょう。

年に一度でも良いので、健康診断へ行くように心がけることもポイントです。年間を通じて、あまり病院へ行かない方も、これを機に健康診断へ毎年行くように心がけましょう。

これらの生活習慣を実践することで、生活習慣病や肥満のリスクを低減し、健康的な生活を送ることができます。性生活を充実させるためにも、まずは健康状態を維持できるように頑張りましょう。